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カテゴリー「JB64Wジムニー」の記事は以下のとおりです。

タイヤ/ホイール交換

20210220104749.jpeg 先日ガレめの林道を走行中、倒木の枝でタイヤサイドをばっさりカットしてパンクしてしまいました。装着していたオープンカントリー/RTはATタイヤに準MTなトレッド面を組み合わせたタイヤなのでサイドウォールはAT相当…なのですが、こうもアッサリ裂けてしまったのはショックです。

 障害物を安全に避けるのもテクニックなので根本的には乗り手の腕を改善しなくちゃいけない訳ですが、とりあえずはヘタクソでも確実に帰ってこれるタイヤに交換します。

20210220091819.jpg 新しいタイヤはヨコハマのジオランダー/MT G003。意外と静粛で気に入っていたオープンカントリーRTに似たトレッドパターン、そしてカットした同タイヤに比べて随分ゴツいサイドウォールに惹かれて購入。パジェロミニの時はジオランダーATを履いていたので、なんだかんだヨコハマ贔屓でもあります。

20210220091830.jpg サイズは185からふたまわりほど大きくなって6.50r16です。外径763mmに対して総幅182mmの恐ろしく縦長の寸法。195を入れるのがセオリーかな?と思ったのですが、9mmオーバーフェンダーが無くても確実に車検に通るタイヤ幅のマージンを確保しておきたかったのと、あくまで軽規格の範囲で精一杯無理してる縦長感が好きなんです。

20210220091811.jpg タイヤ交換と合わせてホイールもXTREME-JのXJ03に換装しました。新型ジムニーが発売されてから各社より新しいホイールが続々登場していますが、今風のカッコイイ系のホイールが多く個人的ストライクゾーンを外しています。

 そんな中でXJ03は少しクラシカルで可愛げすらあるレンコンスタイルで一目惚れ。ツートン塗装されたビードロック風…◯◯風と言う本来の機能を有しない装飾は好むところじゃないのですが、実に上手くデザインとしてまとめてあるなぁ…と感心しました。

 シフォンアイボリーのJB64とは相性バッチリで大変気に入っていますが、ひとつ残念なことにこのホイール、1本あたり約9kgとクッソ重い! 純正アルミが6.6kg、鉄チンが9.6kgですからほぼ鉄チン並み。走り出しは随分重く、平坦でも2速発進は出来なくなりました。

 

2インチアップ

 ひと口にリフトアップといっても、ボディリフト、コイルスペーサー、コイル交換…と、いくつかやり方がありますが、ただ車高を上げるのではなく車高が上がったぶん足回りをよく動かし、より大きな起伏へ追従させるにはコイルを長いモノに交換するのがベストです。とはいえコイルを長いモノに換えると補正に必要なパーツがアレコレ出てきて結構大変! 主にお財布が。

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 コスト的に一番悩ましいが、乗り心地や操縦性に直結する前後のアーム。リフトアップにより立ち気味になってしまうキャスター角を寝かす、コイルが弓なりになるのを緩和する、全長(ホイルベース)の補正など。

 純正のアームに偏芯ブッシュを入れる方法もありますが、出来る補正が限られているうえに動きや耐久性に難があるので、ここは奮発して社外強化アームで補正します。

 ヤフオクで調達したアームですが、大陸製の粗悪品ではなくショップへの納入実績もあるちゃんとしたモノ。確かによく見れば複数の有名ショップでも同じものが売られています。真っ赤な「いかにもカスタムしてるぜ!」なアームはちょっと恥ずかしかったので、グレーメタリックで塗装しました。

20210219200855.jpg 2インチアップ用のコイルと減衰力調整付のショック、リアのラテラルロッドアップブラケットはKプロダクツ製、追加メンバーとプロペラシャフトの干渉を防ぐエスケープブラケットはハイブリッジファーストの製品。だいたいこのあたりと、LEDヘッドライト装備車はオートレベライザー補正ブラケットを加えて2インチアップに最低限必要なパーツかな、と思います。

20210219200902.jpg セットになっているリフトアップキットには調整式のラテラルロッドが含まれていることが多いですが、数ミリの誤差レベルなので今回は見送り。それよりもロールセンターに影響するアップブラケットの方が遥かに重要だと思いますし、そもそもアップさせてラテラルの角度が純正同等になれば長さを調整する必要もありません。

でもなぜかラテラルロッドの含まれるキットは多いものの、アップブラケットが含まれていることは少ないんですね~。

20210219200912.jpg プロショップならちゃちゃっと手際良くやっちゃうトコもありますが、素人が一人でやるには結構な工数。ガッツリ半日使ってようやく完成です。

 よく「リフトアップすると不安定になる」なんて聞きますけどトンデモナイ! キャスター角その他補正が適正であれば、少し硬めのコイルと調整式のショックでノーマル以上に安定して走ります。脚のストロークが伸びた分ノーマルより底つきしにくく、オンロードでも路面のギャップをしなやかにいなしてくれるなど、メリットはあってもデメリットは感じられません。

ブースト計取り付け

20210219114134.jpg あまりにマイルドなJB64ジムニーの加速感。ハード的なポテンシャルはもっとあるんでしょうけど、燃費だ安全だのとコンピューターがそうさせてるのかな…。

 簡単なブーストアップでもう少しパンチを得たいところですが、参考になる値が全く無いのでこのままじゃエンジンを壊す恐れアリ。まずはブースト計を取り付けます。ブースト計は精度も瞬発力も必要なので、少し値は張りますが信頼感のあるDefi製を選びました。

20210219114144.jpg ダッシュにズラッと並んだ追加メーター…というのもレーシーなクルマならカッコイイんですが、普段乗り~山遊びのジムニーには少し似合わない気がします。もともとノーマル…というか純正品でまとめたようなスタイルが好みなので、後付感の無いようエアコンの吹出口を利用して取り付けます。

 吹出口の装飾リングとメーターのベゼルが割と近い径なので、ヤスリでゴリゴリ削って嵌め込みました。ドライバー視点で正対に近くなるよう、少し角度を付けています。

20210219114332.jpg メーターの奥行きを考慮して、少し奥まったところで樹脂製の通風筒をカットしますが、程良い道具が手持ちに無かったので半田ゴテで溶かし切りました。

 そのままでは冷風温風がメーターの機構部に直撃してしまうので、発泡スチロールを丸く切って押し込み、隙間をシリコンで塞いでおきました。

20210219114338.jpg 所定の配線・配管作業をして嵌め込み完了。あたかも純正オプションであるかのように居座ってくれて満足です。

 Defiのメーターはステッピングモーターでも動作音がほとんどしませんし動きも滑らか、レスポンスも非常に良好なのでハンチングなどで圧が跳ね上がっても見逃すことは無いでしょう。

ペダル周りモデファイ

20210219101225.jpg ジムニーってMT車でも昔からフットレストが無いんですよね。軽自動車なので左のスペースも限られるわけですが、足も疲れるしカーブの踏ん張りもきかない。

 というわけでMONSTER SPORTのアルミフットレストと、同じデザインのペダルカバーをセットで取り付けました。ペダルカバーは元のペダルへ穴開け・ネジ止めしますが、クラッチペダルについてはフットレストと干渉しないようギリギリ右へ寄せて穴開けをしています。

20210219101232.jpg フットレストは数社から出てますが、フロアに穴開けが必要なぶん一番スマートな見た目に仕上がるMONSTERの製品が好みです。

 穴開けの際は切り粉をできるだけ飛散させない・残さない、穴周辺のバリ取り、防錆塗装といったサビ対策をしています。

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 ペダルを弄ったついでに、深すぎるクラッチペダルのストロークを制限しておきました。結構手前でクラッチが切れるのに、その奥が深い深い…。

 もともと薄いゴムのストッパー…というか緩衝材?が装着されていますが、ホームセンターで購入した適当なサイズの「ゴム足」に交換、ボルトナットで固定しました。あまり分厚いとクラッチが完全に切れるか不安になる、クラッチスタートのスイッチが反応しないといった不具合もあるので、適宜見極めて厚みを調整しています。

20210219101245.jpg そもそも新型ジムニー、対象となる体格の設定が大きめ…というか自分が身長168cmの短足ということもあってペダルが遠くて乗りにくい。特に太腿がもっちりしているとペダル操作のたびに膝裏がシート前端に支えて不快です。

 シートをもう少し低くできれば良いんですが難しいので、逆にシートの後ろ側を持ち上げて前傾気味にしました。シートレールの後ろ側のボルトを一旦抜いて、大きめのナットを挟み込んだだけですが…コレ車検通るのかな? マァ怒られたら外せばいいだけなので、当面はこれで様子を見ます。

 

乗り手が車に合わせて慣れていくのも大事ですが、自分に合うよう車を合わせていくのも大事ですね。地味なところですが随分ストレス無く運転できるようになりました。

 

JB64W 新型ジムニー納車されました

20210219094109.jpg これまでパジェロミニに乗ってきましたが、同じく軽クロカンの先輩格、新型ジムニーに乗り換えました。

 アルトかデミオか、もっとオンロードでキビキビ走れる車も良いなぁ…と思っていたのですが、どこまでも山の中に入っていける楽しみを知ってしまうとオフロードを捨てきれず、更に走破性の高いジムニーを選びました。グレード間の価格差も小さく、山に限らず普段乗り~仕事でも乗るので最初から色々付いてるXCです。

20210219094554.jpg しかし予想以上の大人気で注文から納車まで9ヶ月…、これでも少し早かったほうかもしれません。

 待ってる間にパーツが少しずつ届いてしまったので、リアピースのみの安いマフラー(フジツボ AUTHORIZE K)、ワンサイズ大きいタイヤ(TOYO OPEN COUNTRY R/T 185/85/R16)、中古美品のナルディウッドを販売店にて納車前に取り付けてもらいました。

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  JA11世代の旧型ジムニーのオプションにあったホーンボタンを手に入れたので、取り付けました。コレMOMO規格なんですよね...、ナルディとは各部の寸法が違うので現物合わせで小加工しています。

 今度の新型ジムニーは見た目が原点回帰してクラシカルな印象になっていますので、ウッドのハンドルが似合います。エアバッグはなくなってしまうので…運転には気をつけましょう。

 

 とりあえずこんな感じで乗り出して、気になったところから弄っていこうと思います。まずは久しぶりのMT操作と、独立懸架とリジットの挙動の違いが違和感アリアリで体を慣らしていかなくてはいけません。

 

 

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