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カテゴリー「その他」の記事は以下のとおりです。

謹賀新年

ファイル 44-1.jpg  12月はバタバタと忙しく、気が付けば全く更新できないまま年が明けてしまいました。思うように捗りませんが、今年もよろしくお願い致します。

 去年一年を振り返ってみると、既存区間の再リニューアルにより、ほぼ満足できるクオリティに達したのは大きな成果ですが、新規区間の延伸についていは思うように捗らず、今年に持ち越しとなってしまいました。
 今年は伊那大島~駒ヶ根の風景をある程度見られるレベルまで充実させ、「とりあえず運転を楽しめる」ところまで持って行きたいと思います。

 BVE5の進展状況については、私は端から眺めているしかできませんが、少しずつ、しかし着実に機能が充実してきまして、少なくとも“自然消滅”してしまうのでは?という不安は感じずに済むようになりました。お陰様で、こちらも後顧の憂い無く対応路線の製作に注力することができます。
 1駅間につき3ヶ月。これくらいを目標にボチボチと進めていきたいところです。

↓こうして見ると・・・まだまだですねぇ。
44-2.png

ブログ化しました

 書き始めた当初は頻繁に更新する気も無く、縦長の1ページに無理矢理収めてきましたが、だんだんボリュームが増えて見難くくなってきましたので、本日よりブログに移行することにしました。記事のカテゴリ分け、過去記事の検索もできますので、以前より見やすく、使いやすくなったのではないかと思います。

 元々ブログってあまり好きじゃなかったんですよね。広告だらけで見にくかったり、(疎い私にとっては)よく分からない機能がいっぱい付いていたり、閲覧者に評価を求めるボタンがあったり・・・、必要以上に横の繋がりを要求する雰囲気も苦手で、「面倒臭そうだなぁ」というのが正直なところでした。
 なので、折衷案としてフリーのcgiをカスタムして設置。おかげでスッキリ、機能も必要最低限しかありません。本当はコメント欄やトラックバックも要らないかな? とも思ったのですが、まぁしばらくは様子見で。データ製作の時間すら割かれるようでは本末転倒ですので、「管理しきれない」と思ったらカットしちゃいます。

 まったくの余談ですが、アナログ人間を標榜する身なので、最近のネット関連技術には付いていけませんね。ブログもそうですが、mixiとかtwitterとか? そもそも携帯電話すら持ってない私には、縁の無い世界の話です。
 画像編集なども含めて、私のデジタル技術は基本的に10年くらい前から進歩しておらず、WEBページに至ってはタグ手打ちでフレームとテーブルを組み合わせ、無理矢理レイアウトしていた時代の人間です。従来公開してきたページも、恥ずかしながらその延長にあったわけですが、当ブログより完全なcssレイアウトに移行できた“はず”で、コレに関しては良い機会だったと思います。
 しかし、BVEのように上位互換であったり、コンバーターがあったりすれば有り難いのですが、「廃止タグ」なんて話が出てくると、たまったもんじゃありませんね。いつまでぶら下がって行けることやら・・・。

 まだ体裁を決められていなので、現在オブジェクトのダウンロードは休止中です。折を見て復活させますので、しばしのお待ちを。
 また、実際に稼働してみないと発見できないトラブルや、ブラウズ環境の違いによる不具合、その他諸々の問題が発生する可能性もありますので、発見された方はコメント欄にでも書いていただけると、(私のできる範囲で)改善いたします。

BVE5用パソコンを考える

 こちらは古い検証記事となります。「運転方法」ページに新しい推奨環境を随時掲載していますので、そちらを参考にして下さい。

 動画内で「○○で動きますか?」といったコメントがありましたが、公開時期が迫ればそういったご質問も増えてくることと思います。今使ってるパソコンで動くかな? 新しくパソコンを買おうと思ってるけど、どれくらいのスペックが要るかな? といったお悩みの参考に・・・なるかどうかは分かりませんが、 BVE5で飯田線のような重量級路線を動かすのに必要なPC環境を考察してみます。ただし、私自身はコンピュータの専門家ではありませんので、見当違いのことを書いているかもしれません。あくまで参考程度にお願いします。

ファイル 17-1.jpg  まずは前提としてウチのPC環境は以下の通りです。もう組んで1年半くらいになりますが、あまり最新の環境を追いかけてしまうと気付かないうちに重いデータを作ってしまいそうなので、当面はこのまま行きます。というか今はお金に余裕が無いのです。

  CPU:AMD Phenom 9950BE(定格2.60Ghz→3.00Ghz駆動)
  RAM:4GB(OSがXPの32bitなので実質3.2GB程度)
  GPU:Radeon HD4870 1GB
  HDD:いっぱい
  モニタ:EIZO FlexScan S2410W(1920x1200 24インチワイド)

 画像ではMacみたいに見えますが(初期の動画コメでもMac疑惑がありましたね)、MacintoshG5のガワに自作PCを放り込んだ純然たる Windows機です。intel製チップのMacでもありません。OSはWindowsXP Profesionalの32bit版。こちらも各種ツール類でMacOSっぽくしているだけで、中身は至って普通のXPです。
 以前は仕事の都合でMac/Win兼用ユーザーだったのですが、今はWinのみになりました。しかし数年前の自作PC用ケースって、事務機みたいに素っ気ないのか凝りすぎてゴテゴテしたのか、そんなのばっかりで気に入らなかったため、G5のケースだけジャンク屋で見つけてゴリゴリ加工したわけです。

●マルチコアCPUは必要か?
 余談はこれくらいにして、まずはCPUを見ていきます。クロック数を競っていたCPUの開発競争も頭打ちになり、今ではコア数を増やす傾向にあるわけですが、いくらコア数が増えたところでソフト側が並列処理できる作りになっていないと意味がありません。Windowのタスクマネージャ(Ctrl+Alt+Del同時押し)でCPUの使用状態がモニタできますので、BVE5がどのように動いているか見てみます。

ファイル 17-2.jpg  まずはアイドル時(何も起動していない状態)のCPUおよびメモリ使用量がこちらです。上に書きました嘘Mac化ツールなどが起動していますが、メッセンジャーやウィルス駆除ソフトなど、ランダムに動作する常駐ソフトの類は可能な限り終了させ、BVE5の監視に影響を与えないようにしています。10分以上このまま放置して観察してみましたが特に動きは感じられませんでしたので、BVE5の状態をほぼ純粋に監視できると思います。

ファイル 17-3.jpg  測定方法は、BVE5を起動し、拙作の飯田線にて大沢信号場から3ノッチで放置、数分後にタスクマネージャのスクリーンショットを撮るという方法で行いました。結果は画像をご覧いただければ一目瞭然ですが、コア4がフルで仕事をしているのに対し、コア2がちょびっと、1,3コアについてはほとんど遊んでいる状態です。CPU使用率は22%と表示されていますが、これは4つの平均値です。分散処理ができる・できないはプログラムの組み方次第ですから、仕事を抱え込んでいるコア4が100%に達したからといって、遊んでいる他のコアに振り分けられることはありません。ですので、実質のCPU使用率はコア4の 70~80%と考えるのが妥当でしょう。
 念のため同じテストを10回繰り返しましたが、どのコアがメインとなるか起動毎にランダムで選択されることを除けば大きな違いは無く、「誤差の範囲」で片付けられるものでした。

ファイル 17-4.jpg  上の結果から、BVE5はマルチコアに対応していないか、対応しているがほとんど最適化されていないということになります。では前者なのか後者なのかを煮詰めていきます。マザーボード側で使用するコアをハード的に制限できれば分かりやすかったのですが、生憎いじれるのは各コアのクロック調整のみで、完全に殺すことはできませんでした。代わりに「LimitCPU」というフリーウェアを見つけました。これはプロセスに対して使用するCPUコア数を制限できるもので、今回はコア1のみでBVE5を動かしてみます。
 結果は意外なことに、4コア使用時とほとんど変わりません。メインで使用するのはコア1に指定していますから先ほどとは使用する場所が違いますが、使用率としては誤差の範囲に収まりそうです。そして、もうひとつのコアが2割程度働き、残りの3,4コアが遊んでいるのも全く同じです。LimitCPUで BVE5の使用コア数を1つに制限しているにもかかわらず、相変わらずコア2が仕事をしている・・・ということは、コア2はOSの受け持つ仕事に使用しているということでしょう。
 つまり、BVE5本体はマルチコアCPUに対応していない、と断定してしまって良いと思います。

 では、BVE5をプレイすることだけを考えた場合、マルチコアCPUは無駄でしかないのか?を考えます。まず上の2例から、BVE5が70~80%使用しているコアと、OSが20%程度使用しているコアがありますが、もしこれがシングルコアなら(単純に合計して良いのか分かりませんが)約100%ということになります。100%を超えなければ大丈夫・・・というわけではなく、全く余裕のない状態というのもオススメできませんから、少なくともデュアルコア(コア2つ)を採用する価値は十分にあると思います。
 ならばトリプル、クアッド、更に今では6コアなんてのもありますが、このあたりはどうでしょう? 先のグラフを見る限り、3つ目以降のコアは常時遊んでいるように見えます。

ファイル 17-5.jpg  ところがスクリーンショットを撮って更に放置していると興味深い現象が発生しました。5分くらい経過したところで20秒間くらい、突然全コアが並列して仕事を始めたのです。これも10回くらい繰り返しテストしてみましたが、タイミングにある程度の幅(走行開始後4~6分くらい)があるものの、必ずこの現象が再現されました。発生する時間や路線上の場所が決まっておらず、また使用コアを1つに制限しているにもかかわらず4コアとも動いているので、BVE5 そのものの動作では無いはずです。
 ここからは想像の話になりますが、おそらくスワップファイル関連の作業をOSが行っているのではないかと思います。飯田線の動作時はBVE5だけでメモリ使用量が1.3GB程度になりますので、HDD上の仮想メモリを読み書きして効率よく物理メモリを使用しているわけです。ウチのPCはケース表面に HDDのアクセスランプがありませんので確証は持てませんが、ずっと一定を保っていたメモリ使用量のグラフがこの時だけ揺らいでいるのがアヤシイな、と踏んでいます。
 この間、プレイ中の画面を見ている分には特にフレーム落ちなども見られませんでしたが、もしこれがシングルコア、デュアルコア程度なら大きな処理落ちがあってもおかしくない状況と思われます。

 まとめますと、基本的にBVE5はマルチコアCPUに非対応。でもOSが並列処理する作業があるのでデュアルコアくらいは欲しいところ。そして飯田線クラスの重量級路線をプレイするならば、仮想メモリへのアクセスが発生するのでクアッドコア以上あった方が安心かも。とはいえ6コアとかあっても意味が無さそうなので、4コアの高クロック版が一番お買い得なのではないか・・・というあたりでどうでしょう?
 64bitOSにメモリをドッサリ搭載してスワップを避ける・・・というのもアリかもしれませんが、これは当方の環境では検証できませんので何とも言えません。


●GPUも見てみる
ファイル 17-6.jpg  こちらは比較もクソも無いので、HD4870がどれくらいの負荷で飯田線を動かしているかを見てみることにします。各種設定ですが、描画距離は600m、異方性フィルタは16x、アンチエイリアシングはドライバで24xに設定しており、かなり負荷の高い状態と言えます。
 測定ソフトはMSIのGPUクロックアップツールであるRivaTuner。CPUの監視と同様BVE5を起動後、大沢から3ノッチで放置、約10分間を測定してスクリーンショットを撮りました。GPU使用率は画面下段のグラフで、起動直後から一貫して70~80%を使用しています。市販のゲームと比較してもかなり「重い」部類に入ると思いますが、そもそもBVEには描画品質の調整が描画距離と異方性フィルタくらいしか無く、頂点数やテクスチャサイズは製作時のまま、つまり常に最高品質であることも影響していると思います。
 とはいえ少し意外だったのが、使用率の振れ幅が予想以上に小さいこと。オブジェクト数の多い駅周辺や、テクスチャサイズの大きな森の部分で使用率が跳ね上がるかと思っていたのですが、そうでもありませんでした。グラフは常に変動していますが、複数回テストしたところ一定の振れ方をしているわけでもなく、「決まって値の跳ね上がるところを重点的に軽量化しよう」とか思っていた目論見は外れてしまいました。

ファイル 17-7.jpg  グラフの上段はGPUのコア温度です。室温25度でのアイドル時が43度、BVE5起動から徐々に上昇し、48~49度で安定しています。「熱い!」と言われるHD4870にしては低温に押さえ込んでいる方だと思いますが、それは画像にあるような大型のヒートシンクと2台の冷却ファンのおかげ。大型ファンを低速で回しているので騒音も少なくて快適ですよ。
 ちなみにPowerMacG5はATXを天地逆さにしたレイアウトなので、Windows機にするには電源の配置やケーブルの取り回しを工夫しなくてはなりません。見た目ばかりが注目されがちですが、厚みのあるフルアルミ筐体に加え、前→後へのエアフローを前提とした造り、ネジ類が表面に一切露出していないなど、ガワとしてのクオリティは意外と高いのです。レバーひとつでサイドパネルが外せるのも、当時のWindows機ではほとんど見られなかったと思います。

 脱線してしまいましたがGPUに話を戻しまして・・・、ディテールの複雑な路線データを製作する時には、自分のPC環境でギリギリ不快感を感じないくらいの負荷に抑えるようにしています。だから他の環境でどの程度動くかなんて、正直に言ってしまうと「知らんがな」なワケですが、それではあんまりなので GPUのスペック表などを見比べて、どの程度の物を使えば快適か考えてみます。
 まずHD4870と同じDirectX 10世代の製品でHD4870より下のクラス、かつ性能的に差が小さいのはHD4860、HD4850あたりまで。HD4830以下になるとガバッと差が開きます。
 DirectX 11世代の現行製品は5000番台となり、直系の後継機であるHD5870はトランジスタ数がHD4870に比べ倍になったわけですが、廉価版の HD5770はトランジスタ数がHD5870の半分であり、つまり性能的にはHD4870≒HD5770ということになります。WEB通販ショップをいくつか見てみたところ、HD5770を採用したGPUカードが1.5~2万円くらいの価格帯にあるようで、更にHD4850相当となる下位モデルの HD5750だと1~1.5万円と、なかなか買いやすい値段になっていますね。まぁ現行ならそのあたりの製品を選択していただければ、私の製作環境とほぼ同等になりますので、ヘビー級BVE5路線でも大きなストレスを感じることなくプレイできるようになるでしょう。もちろん、予算に余裕のある方は、どんどん上まで行っちゃって下さい。

 nVidiaの場合は?という方もいらっしゃると思いますが、こちらはサンプルがありませんので何とも・・・。ただ、ベンチマークテスト上の数値はともかくとして、体感速度としては価格帯が同じ製品は性能もだいたい同じと思って良いと思います。個人的な意見としては、「速さ」という点ではわずかに GeForceシリーズの方が優位かな?とも思いますが、画質の点ではRadeonに軍配が挙がるように思います。今まで両社製品を交互に近いサイクルで買い換えてきており、前に使っていた7900GTXは良いボードだったなぁ~とか思っていますので、特にどちらを贔屓にしているわけでもありませんが、今のHD4870はかなり気に入っていますので、次もRadeon系を買ってしまうかもしれません。
 あと、今の可変クロック機構を搭載したGeForceはBVE4でまともに使えない・・・という話も方々から聞いていますので、ちょっと手を出すのがコワイです。


●FPSリミッタが欲しい
 私の環境で飯田線をプレイした時のフレームレートは50~60fpsを行ったり来たり、一ヵ所だけ40fps台に落ち込むところがありますが、それでも 30fps台に割り込むことはありませんでした。操作のタイミングがシビアな一人称アクションやドライブシムでもなければ、ゲームは30fpsあれば十分というのが持論なのですが、加減速があるとはいえほぼ一定の速度で走行している鉄道シミュレータでは、フレームレートが変動すると落ち込んだ時に数値以上のもたつき、引っかかりを感じ、一度気になり出すと結構な違和感を感じるようになってしまいました。
 そんな折、今回の計測中に偶然気がついたことですが、BVE5をプレイしている時、最前面にタスクマネージャなどのウィンドウを表示していると、30とか40とか、ある一定のフレームレートでリミッタがかかるようなのです(スクリーンショットのfps表示はみんな30になってますね)。この時の体感では、不安定な50~60fpsよりも、30fpsで安定している方がずっと滑らかに見える・・・、という意外な結果になりました。

ファイル 17-8.jpg  そこで、fpsを強制的に制限するツールがないか探してみたところ、「GSD - BBS reader」なるソフトを見つけました。これはゲーム画面に掲示板のレスをリアルタイム表示するためのソフトらしいのですが、副次的な機能としてゲーム画面のFPS制限ができるようになっています。任意のFPS(通常プレイ時のfps下限値あたりが良いか?)を設定し、バックグラウンドで起動しておけば、BVE5は設定されたFPSを上限として描画します。とりあえず30fpsに設定してプレイしたところ、一度も数値が変動することなく非常に安定した描画で快適そのものでした。また、ビジネス機やノートPCなどのロースペック環境を想定して15fpsや10fpsも試してみましたが、意外にも「安定している」というだけで10fpsでも割と快適に運転することが出来ました。10~20fpsあたりをウロウロしてギクシャクする描画状態でプレイされている方がいらっしゃいましたら、一度10fps縛りを体験してみて下さい。
 BVE5であればWindows Vistaでも動作確認が取れましたが、DirectXの仕様上、BVE4ではXP、Vistaともに動作しませんでした、残念!

 で、今回はこのツールを使いましたが、できればBVE5にFPS制限機能を搭載していただけないかな~というわけです。外部ツールをいちいち立ち上げるのもスマートではありませんし、かなり古いソフトのようですから、今後のハードウェア、OS、DirectX環境で動作するかは未知数です。この機能を BVE5に搭載するために必要な労力がどの程度かも想像できない人間が勝手に言っているわけですが、ハイエンド・ローエンドPCユーザーの双方に有益な機能であり、プレイヤーの間口を広げることにもなるのではないかと思います。


●モニタ選び
 液晶モニタの値段も数年で急降下して、今では24インチワイドも5万円以下でそれなりの物が買えるとか・・・ビックリです。やはり置き場所と予算が許す限りは大きければ大きいほど快適ですが、あまり安価なものはギラギラと色がキツかったり、発色が悪かったり、像がボケていたりして目に負担がかかります。
 また、プレイヤーとしてではなくBVE作者という視点で考えると、正確な色を再現できるモニタ選びが重要です。入院時にビジネスノートPCを持ち込んで作業していたのは以前の記事中に書きましたが、退院して自宅のPCで改めてデータを見てみると、画像の色が意図したものとかけ離れていて驚きました。そのまま配布していたとすれば、変な色のデータを皆様にダウンロードさせてしまうことになってしまいます。
 自宅のモニタは5年くらい前に購入した物で、今ではかなりの型落ちです。当時は登場間もない24インチワイドの選択肢が2~3種しかなく、しかも色の再現で信頼できるのはナナオ製品だけでしたので、アホほど高かったのを無理して買いました。現行機種と比べると鮮やかさやコントラスト比、応答速度の点でかなり見劣りしますが、色の再現性に関しては今でも十分以上に通用するレベルで、不特定多数の方にデータを配布する立場からすれば、無理をしてでも買って良かったと思える製品です。少なくともあと5年は使うんじゃないかな~?(長く使えた分、購入費用を日割りにすると意外と安いものかも)

 今では選択肢も増え、また全体の技術レベルも底上げされていますので、余程画質に拘るのでなければ最低ランクの価格帯さえ避けて買えば大きな失敗は無いかな、なんて思っていますが、ひとつ注意したいのは画面の縦横比、いわゆるアスペクト比です。
 ワイドモニタのアスペクト比には、16:10と16:9の2種類が存在ます。24インチワイドを例にして説明しますが、16:10だと解像度が 1920x1200であるのに対し、16:9だと1920x1080で、後者はフルハイビジョンテレビと同じ画素数になります。TVとパーツを共用できるからか、はたまた見た目のワイド感が大きいからか、16:9の製品の方が広く出回っているように思えます。また、同じ対角24インチと称している場合、 16:9の方がかなり安価に設定されていることが多いのですが、これは製造工程で大きなガラス板からパネル用のガラスを切り出す際に、16:9の方が効率良く、つまりより多い枚数を切り出せるというのがあります。あと、やはりテレビとの共通化でコストを落とせる面もあるかもしれません。
 対角長が同じということは面積は同じ、よりワイド感がある、そして安価となれば、どう考えても16:9の製品の方が良いじゃないか、となりそうですが、そう簡単な話でもありません。

ファイル 17-9.jpg  書類作成やWEBブラウジングにおいては16:10のメリットが大きいのですが、今回はBVEのプレイ環境に限って16:10と16:9を比較してみます。24インチを例にすると、縦方向の画素数の違いはわずか120ドットになりますが、この違いが実際にどれくらいのものか、スクリーンショットをご覧いただきましょう。
 画像は1920x1200で撮りましたが、当方の環境ではフルスクリーンモードで動作しなかったため、ウィンドウモードでの最大表示となっています。従ってタイトルバーとタスクバーが占有していた縦44ドットを切り取っています。次に運転台パネルの表示ですが、今までは6連メーターの下限までしか表示していませんでしたが、できれば更に下部の表示灯パネル(力行とか抑速のランプが点くところ)まで収めた方が臨場感がありますので、視点をいつもより下に振っています。ATS-Pがどうの・・・と注意書きがあるのは西の113系をパネル画像の元ネタにしているからで、そのうち修正して119系に化かします。
 それはともかく、画面上部の黒く塗りつぶした部分、これが16:10と16:9の差にあたる120ドットです。たかが120ドット、されど120ドット、この部分が使えないだけで車窓の風景はかなり圧迫感のあるものとなり、逆に風景を優先させれば表示灯を画面内に収めることは出来なくなってしまいます。
 ぶっちゃけてしまえば、景色と計器の両方が見えて欲しいBVEのプレイ環境としては4:3の方が快適なくらいで、いっそ縦長のモニタがあっても良いくらいです。しかし、PCモニタは世界的にワイド化の流れにあり、4:3の高解像度モニタは製品ラインナップにほとんど無いのが現状です。なので選択可能な範囲で考えると、16:10のワイドモニタが無難かな、というのが結論です。


 CPU、GPU、モニタと、とりとめもなく書いてきましたが、少しは参考になりますでしょうか? メーカーやショップではありませんので、複数の環境をテストしてコレはOK、アレはダメと明確な線引きをすることはできませんが、「これくらいが作者と同じくらいの環境なので、だいたい合わせておけば安心ですよ~」といった指針は出せたと思います。
 実はBVE5収録の京成千葉線で同じテストをした画像や、ビジネスノートPCで各種負荷を計測した画像、他の市販ゲームソフト数本で同様のテストをした結果も用意してあるのですが、既に長くなりすぎましたので後日整頓し、加筆修正して別コーナーとして掲載したいと思います。

※ご注意
 記事中に紹介しましたソフト、ツール類はリンク許可をいただいていませんので、興味のある方はご自身で検索して探して下さい。

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