運転室型コントローラー

■より臨場感あふれる運転環境を目指して

119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。  BVE本体、路線データや車両データといったソフトウェア群を最大限に活かすべく、より実感的な運転操作を体験できる運転台型コントローラーを製作しています。
 1982年に登場して2012年3月に引退するまで、30年間の長きに渡って飯田線を駆け抜けた国鉄119系電車の運転室部分を1/1スケールで再現、廃車発生の実物部品とハンドメイドによるモックアップの混成で構成し、レバー類の重みや金属の冷たさ、操作時の音響など出来る限り実物の雰囲気を味わえるよう仕上げています。

運転台再現範囲俯瞰 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。  電車の車体は思った以上に巨大です。全長20m、幅2.8m、天井高2.3m。個人レベルでこの箱をそのまま再現することは困難ですから、車両先頭の乗務員室のうち、貫通路より左側に設けられた幅1m・奥行き1.3m、高さ2.0mの運転室部分を原寸大で切り出すイメージで再現しています。比較的狭い119系の運転室は密室感が高く、没入度の高い運転が楽しめます。

LCDメーター ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。  シミュレータとしての描画には合計5台のモニタを使用しています。風景描画には正面にフルHDモニタ、さらに適正な画角を保ったまま広角化して速度感を得るため、左右窓の外側に同じくフルHDモニタをそれぞれ配置、メーターの描画に同じくフルHDモニタをユニット内に2台内蔵、オマケで情報表示のサブモニタを1台配置し、2台のPCをLANで接続して駆動しています。

119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。 119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。 119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。

119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。 119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。 119系型運転台 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。


主な仕様
  • 本  体:ほぼ木製、PS樹脂貼り、塗装仕上げ。分割して輸送が可能な構成
  • 画面構成:風景描画 フルHD×3台 メーター描画 フルHD×2台 情報表示 WXGA×1台 計6台
  • 音響機器:2chスピーカ(ウーファー・ツィータ)を仕切壁に内蔵。別途サブウーファーを設置
  • 運転機器:マスコン 力行5段・抑速5段(119系運転時は各4段)、ブレーキ 無段階アナログ
  • 振  動:マスコン、ブレーキ弁、運転席座面直下に振動ユニットを内蔵
  • 著  作:筐体・路線データ/BVE飯田保線区 車両データ・入力プラグイン/岩上車輌


■汎用ワンハンドルコントローラー

ただいま改装中 ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。  119系運転室は電磁直通ブレーキの国鉄型電車専用の設計になっていますので、より新しい電車を手軽に運転できるワンハンドルコントローラーを新規に制作しました。全体の印象は阪急電車の運転台をモチーフに操作部を実物大で再現。ノッチ数やボタン配置をアレンジしてプラグイン側の設定次第で他の鉄道車両にも広く対応しています。
 運転台型コントローラーの製作は実物の鉄道部品を手に入れるのが困難なためハードルが高い、というイメージが先行していますので、今回は実物部品を一切使わずフル木製で製作しています。お手軽に運転を始められる軽量かつコンパクト、低予算、簡単構造で「こんな作り方もありますよ」というアプローチとして、そんな参考品的な立ち位置を兼ねてみました。


■出張ご依頼お待ちしてます!

出張します ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。  この運転台はパーツ毎に分解して自動車等で持ち運べる構造になっていますので、遠方への出張運転会にも対応可能です(写真の部品点数は天井・仕切り壁が付く前のもの。小型のトラックや貨物仕様のワンボックス車に一式積み込む程度のボリュームになります。軽自動車不可)。輸送費・日当などについてはご相談くださいませ。

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