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しまなみ海道へ行ってきました

ファイル 70-1.jpg  食欲の秋・スポーツの秋・・・てなわけで、両方を楽しむべく“しまなみ海道”で開催されたサイクリングイベントに参加してきました。仕事も趣味も室内に籠もりっきりだと、脳だけ疲れて過食気味になってしまいます。適度に肉体的疲労を感じないと、精神衛生上もよろしくありませんね。  「来島海峡大橋サイクリング大会」はレースではなく、みんなで仲良く走りましょうというコンセプト。適度なヌルさが私のレベルにはちょうど良い感じです。25/60/100kmの3コースありますが、今治側から大島・伯方島・大三島と渡り、そして生口島をぐるっと一周して戻ってくる100kmコースに参加しました。 ファイル 70-2.jpg  15日(土)の晩、大阪南港からフェリーに乗船しましたが、その時は土砂降りの雨。二転三転する天気予報にハラハラさせられましたが、東予港に着く頃には曇り、開会式場のサンライズ糸山へ走行しているうちに快晴となりました。  各コース合わせると老若男女900人超のサイクリストが一同に集まる景色はなかなかに圧巻。しかも自転車を置く場所がありませんので、数十万円の自転車が地べたにゴロゴロ転がってるのもまたシュールというか・・・。 ファイル 70-3.jpg  大島にある小さな峠と、各橋の前後を除けばほぼフラットなしまなみ海道。これだけ景色が良くて交通量が少ないサイクリングコースはなかなかありませんから、ゆっくり景色を眺めて走るもよし、たまには闘争心のままにすっ飛ばすもよし、気の向くままに走っていると、あっと言う間の100kmでした。  私の自転車はメーカーの推奨とは全く違う組み方をしていたり、自作パーツや加工部品があちこちに付いているため、機材のトラブルには人一倍神経質にならざるを得ないのですが、故障もパンクもなく無事に終了。もう作ってから3年くらいになりますが、随分と信頼できる自転車に仕上がってきました。  実のところ、乗っている時間より弄くってる時間の方が長いんじゃ・・・? というのは、BVEデータと同じかもしれませんね。手先を動かしてないと落ち着かないのです。 ▼オススメのお店 ファイル 70-4.jpg ▼ 画像をドラッグすると移動、クリックで拡大表示を終了します。 大会終了後は、しまなみ海道中ほどの大三島まで引き返し、予約していた民宿に泊まりましたが、素泊まりでの予約でしたので、食事は大三島西岸の宮浦地区、大山祗神社のすぐ横にある食事処「大漁」でいただきました。実はココ、「しまなみ海道に来たら必ず寄らねば」というお気に入りのお店で、海鮮モノがとにかく安い・美味い! ファイル 70-5.jpg  目玉は写真の海鮮丼。鉢は少し小ぶりの丼ですが、この内容で380円。ご飯物の他にも、刺身や揚げ物が200~300円台から、ズラッと並べられており、カフェテリア式に(そんな洒落たもんじゃないですが)セルフサービスで取ってくるスタイル。  この日は他にマグロ、サーモンの刺身とイカの天麩羅、味噌汁を付けて1200円くらいでした。「もう何も食べられない!」ってくらいにお腹一杯です。 ファイル 70-6.jpg  宿泊翌日の昼食も「大漁」で食べてから帰るのが、いつものスタイルです。以前来たときはトロの入荷が無かったのか、食べる事ができなかったネギトロ丼と味噌汁、大きなたこ天で大満足。他にも食べたいものは一杯あったのですが、たった2回の訪問じゃお腹の容量が足りません。またの機会を楽しみに、今治方面へ出発しました。 ▼デザート ファイル 70-7.jpg  途中、大三島の道の駅「多々羅しまなみ公園」で食べた、ミカンのソフトクリームが絶品。時期によってミカンの内容が変わるようですが、今回は「でこたん(萌えキャラちゃうで! いわゆるデコポン・不知火)」。甘み、酸味ともに強く、とても味が濃いのが特徴です。  個人的には酸味のある柑橘類が好きなんですが、街のスーパーや青果店では「甘い=美味しい」といった風潮で食傷気味。お土産に買って帰ったミカンは、甘みと酸味のバランスが最高で、やっぱり果物は産地で買わなくちゃダメなのかな・・・と、伊那谷の林檎に続いて思ったのでした。 ▼フェリーの話 ファイル 70-8.jpg  往復ともにオレンジフェリー(四国開発フェリー)を利用しましたが、往路が大阪南港→東予港なのに対し、復路は新居浜東港→六甲アイランドの便となりました。大三島から新居浜東港までの距離が90km以上あるため、ペースは上げ気味で南下しました。  新居浜=六甲便には「おれんじホープ」という船が就航していますが、これがチョット面白い。通常の旅客フェリーと違い、貨物輸送に重きを置いた設計で、一般向けの客室は6名分しかありません。ゲームコーナーや売店、展望室も無く、公室と呼べるのはレストランとTVルームだけ。 ファイル 70-9.jpg  いわゆる合理化船の極みですが、シティホテルのような清潔感のある内装、味に定評のあるレストラン、サウナや水風呂まで設置された大浴場、完全個室な2等寝台など、「乗ってから降りるまでに疲れを取る」ことに関しては非常に配慮の行き届いたフネです。夜中に目が覚めたので風呂に入っていましたが、チラチラと光る播磨の夜景を窓から眺めながら入るジェットバスは最高の贅沢。パンパンに張った脚を休めることができました。  近年、関西航路のフェリー乗り場が南港に集約されてから、港の都合で1万トン前後の小ぶりなフェリーばかりになってしまいましたが、このホープは六甲アイランド発着便専用ですので、1万6千トン弱と内航フェリーにしては大柄。おかげで波による揺れも少なく、また一般客室が船首部最上層の船橋直下にあるため、エンジンの騒音や振動もかなり少なく、とにかく快適な造りでした。  惜しむらくはその運行ダイヤ。港から降りた後も走らなければならないトラックを優先した時間設定のため、六甲アイランド着が午前2:40。逆に下り便は午前4:00に六甲を出航するため、旅客の乗船は他の交通機関との連絡が難しく、フネ好きの間でもなかなか乗れないフェリーとして知られています。  私の場合は幸い自転車がありますので、大阪府下の自宅まで自走して帰りました。東向きに走る事になりますから、黎明~日の出へと移ろう空を前方に見据えつつ、車のほとんど居ない国道を走るのは、なかなか爽快でした。 ▼走行記録 10/15 自宅→迷子・買い物(61km)→大阪南港 10/16 東予港→(31km)→サンライズ糸山→(98km)→サンライズ糸山→(44km)→大三島 10/17 大三島→(96km)→新居浜東港 10/18 六甲アイランド→(44km)→自宅 総走行距離 約374km これだけ走ったのは学生のとき以来。同じくらい走っても疲れない程の体力が付けば、伊那市まで自転車で取材に行けるなぁ・・・とか妄想してます。 ▼BVEのほうは・・・  以前も書きましたが、BVE5構文へのネイティブ対応といった水面下の作業がメインなため、見た目も変わらずお見せして面白いような内容はありません。  唯一見た目に変わったところとしては、田切駅周辺の再々リニューアルを合間に進めていますので、キリの良いところで記事をアップする予定です。  運転台の製作も遅れ気味。作業スペースの確保が大変なので、一度中断してしまうとなかなか再開できません。アレを使った企画も水面下で進めていますので、そろそろ何とかしないとね・・・。

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