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うすださん

ファイル 25-1.jpg  今日は予定通り諏訪を出発し、小淵沢からは小海線に乗り換え、佐久平で下車した後はレンタカーで沿線をウロウロしていました。鉄道ネタとしては「久しぶりの小海線は相変わらず雄大だったなぁ~」というくらいで、BVE関係も含めて話題は特に無し。メインは野辺山の電波望遠鏡と臼田の通信アンテナ、ふたつの巨大パラボラアンテナを巡る一日となりました。  特に素晴らしいのがJAXAが運用する臼田の宇宙空間観測所。東洋一を誇るパラボラアンテナの直径は実に64m。背面のトラス構造が美しく、その巨大さが与える圧倒的迫力はもとより、反してレースの編み物のような繊細さすら感じさせる構造物です。 ファイル 25-3.jpg  話題の「はやぶさ」は燃え尽きて運用が終了しましたが、現在は宇宙ヨットなどと称される小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」との通信などに使用されています。使用していない時のパラボラは真上に向けて固定されているのですが、訪問時はちょうど通信が終了するタイミングだったのか、ナナメに傾斜したところから直上に回転する姿を拝むことができました。  写真ではその巨大さが伝わらないのが残念ですが、手すりや階段といった人のサイズが想像できる部分と比較していただくと、「とりあえずデカイ」ってくらいはお分かりいただけるかと思います。 ファイル 25-2.jpg  運良く運用中の姿を撮影できた臼田のアンテナですが、夜間の姿も見てみたくなり、真っ暗の林道を戦々恐々と約10km登って再訪しました。夜のアンテナがどういう状態にあるのかは知らないまま、とりあえず山を登っていきましたが、木々の間から現れたアンテナはライトに照らされて白く輝いており、その迫力と神々しさには体が震えるほど感動させられました。  先述のとおりパラボラは上を向いて静止していますが、その姿はまるで映画「未知との遭遇」のワンシーンのよう。実は宇宙船と交信してるとか、実は秘密のレーザー兵器だとか言われても信じてしまいそうな、眼前に存在するにもかかわらず非現実的な光景でした。  鉄分の少ない一日でしたが、明日は横軽方面へ移動し、軽井沢の旧軽井沢駅舎記念館と、横川の鉄道文化むらを訪問する予定です。前者ではしなの鉄道を引退後、保存展示されているマルチプル・タイタンパーを、後者ではEF58電気機関車をみっちり取材します。いずれもBVE用ストラクチャとして製作予定で、テクスチャに必要な写真を揃えてしまいます。EF58は先日の浜松工場の公開日に157号機が展示されていたようですが、どうしてもスケジュールの都合がつかなかったので、文化むらの172号機を素材として代用します。

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