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アルフィンドラム

 見た目の好みを重視した結果、ホイール重量が約9kg/本と鉄チン並みになってしまい、そこへ大径のMTタイヤが嵌まるとそれなりの重量感。走り出してしまえば気にならないものの、出足のもっさり感は否めません。

20210220091840.jpg レインボーオート/ハヤシレーシングのアルフィンドラムはリアのドラムブレーキカバーを冷却フィン付きのアルミ製に置き換えるモノ。サーキットを走るようなスタイルではないので冷却にはさほど興味がないのですが、左右合わせると純正比で-4.7kgとのことでホイールの重量増を帳消し…は無理としても、緩和してくれる程度の効果はあるのではないかと期待して購入しました。

 「アルミは錆びない」なんてイメージを持つ方も多いですが、鉄のように茶色くならないだけで簡単に錆びます。灰色に変色して白いブツブツが浮いて…といのがアルミの錆なのですが、ああなると見苦しいので塗装してから装着します。

20210220091847.jpg クリアを吹いてアルミの地色を活かすか、黒で純正同等にするか、赤でカスタムな足回りを演出するか…、悩みましたが普段乗りもするので余り目立つのも恥ずかしい、かといってお高いパーツを奢ったのに全く存在感が無いのも寂しい…ということで、全部込みの折衷案として暗めのメタリックレッドを吹き付けました。

20210220091855.jpg キャンディ塗装って言うんですかね、フレークの粗い銀を下地に吹いて、上からクリアカラーを塗り重ねるやつ。光の加減で暗くも明るくも見えて奥行き感のある仕上がりになりました。

 ホイールの奥で陰になっていると黒っぽく見えるので、目を剥くほど目立ちません。光が差し込んだ時や、その気になって覗き込むとそこそこ主張をしてくれる…、これくらいの存在感がお気に入りです。

 肝心の走行性能ですが、これがビックリするほど走り出しが軽くなって効果絶大! バネ下重量の軽量化は実際の重量の10倍以上の効果があるなんてよく聞きますが、特に駆動輪かつ回転部の軽量化は効きますね…いやぁびっくり。

 販売されているレインボーオートさんはジムニーでサーキットを走るイベントを開かれている少し異色のショップさんですが、タイムを削るためにガチで軽量を求めるようなユーザーでなくても、走る道の特性上タイヤの軽量化は難しい、今のところ軽量ホイールで好みのデザインが無い、と言った層を救済するにも打って付けな製品だと感じました。

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