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タグ「OpenBVE」の記事は以下のとおりです。

119系 車内オブジェクト

ファイル 2-1.jpg  公開直後は荒れ気味だった前回の動画も日を追う毎に落ち着き、建設的なコメントが増えて嬉しい限りです。さて、反響の多かった車内オブジェクトですが「どうやって作るの?」といったコメントもいくつかありましたので、少しばかり解説を・・・といきたいところですが、「何でもかんでも気合いで立体化する」としか言えないので・・・頑張ってください?
 BVEのみならずMSTSなんかもですが、CGゲーム化された列車内の安っぽさというか嘘っぽさというか、アレは「厚みの無さ」に起因することがほとんど。例えば壁面に装着された上着や帽子をかけるフック。何もなければあまりに寂しい→とはいえ壁面のテクスチャに書き込むだけでは嘘が過ぎ・・・→なら透過テクスチャを使った板オブジェクトで再現したら・・・なんか見る角度によってペラペラ感が・・・→やっぱり行き着くところは立体化です。
 しかし模型でもCGでも同じことですが、自分で作ってみると色々なことに気付かされて面白いのです。「ここのラインとここのラインは並行で、こっちのラインの延長上と直角になるのかぁ~」てな具合に、国鉄時代のの量産車であっても意図してデザインされているのが読み取れます。ちょっとでもそれが狂うとカッコワルイのなんのって、侮り難し昭和の工業デザイン!

 データ製作にあたって「抜ける手」はとことん抜いています。窓や座席など同じ形のモノが複数個必要なオブジェクトは、1つ作ってrotateや translateで移動させたり、ミラー反転させたりしました。構文を見ると結構“やっつけ仕事”でゴリ押ししている箇所もありますが、Openbve でしか使えない車内オブジェクトはあくまで「オマケ」のお遊びですので、あまり時間もかけてられません。
 また、20mの車内すべてを再現しているわけではなく、動画で見えていた範囲しか作っていません。「乗客となって車窓をボ~ッと眺める」だけが目的のデータですので、外板も貼っていませんし、各部の寸法も実は適当です。
 そもそも、既に車内のCSVデータ量が400KBを超えているので、このまま1両作れば1MBを軽く超えることになり、現状でもフレームレートの落ち込みに限界を感じているくらいなのに動かなくなってしまいそうです。テクスチャはPNGですが解像度が高いため合計20MBを超えており、仮に配布するにもひと苦労・・・といったところですね。

 そうそう、その配布。動画のコメントでも車内データが欲しい、というのをいくつかいただきました。暴走動画に使うとかじゃなければ好きなように使ってもらって構いませんし、昭和の国鉄車両を再現するなら流用できるパーツが色々あるとは思いますが、中途半端な状態では出したくありませんので、扇風機のディテールをはじめ作り残しているところが完成してからにさせていただきます。更新の都度バージョンアップ版を配布するといった手間をかける余裕もありませんので、何卒ご容赦を!
 実はこの冬の「青春18きっぷ」でまた2回飯田線を訪問しました。その時に車内の細部もあらためて200枚ほど撮影しましたので、もっとリアルに再現できる予定です。

 動画の方では画質に限界もありますので、こちらも高解像度のスクリーンショットを並べておきます。また、ワイヤフレーム表示にしたものも後半に掲載しましたので、作り方の参考にどうぞ。

ファイル 2-2.jpgファイル 2-3.jpgファイル 2-4.jpg ファイル 2-5.jpgファイル 2-6.jpgファイル 2-7.jpg ファイル 2-8.jpg  ファイル 2-9.jpg


(一部画像で乗務員室仕切りなど透過されないはずの場所が透過されていますが、ObjectViewerの誤描画です)

OpenBVEの車内オブジェクト

ファイル 1-1.jpg  動画内で使用していた119系の内装オブジェクトですが、かなり細かく再現したものの最後まで妥協していたのが扇風機。今や風前の灯火となった国鉄型電車の特徴ともいえる装備ですが、問題は線材で組まれたガード部分の再現。透過テクスチャを縦横に組み合わせるか、むしろ扇風機そのものをテクスチャ1枚で誤魔化してしまうか・・・と悩んでいるうちに見送って動画をアップ。
 そのまま放置も嫌なので、重い腰を上げて制作開始。結局、手間はかかるけど作り込んだ周囲との違和感が無いよう「ガードを1本1本座標で作る」手法に決定。とりあえず数日かけてガードと羽根ができました。ガード外周部のメッシュが粗くてカクカクしていますが、サイズの割に頂点数が多すぎるのでこのあたりが妥協点かな。実際はフルHDでも座席からの視点だとこのサムネイル画像くらいの大きさにしか見えないのです。
 あとは軸と機械部分ですが、ここも首振り機構が複雑でドコまでを立体で再現するか、ドコからテクスチャで誤魔化すか難しいところです。アニメーションオブジェクトに対応させて首振り・回転させるならソコソコ立体化しなくてはいけません。

ファイル 1-2.jpg  路線データはgaku氏の製作されたオブジェクトを流用させていただいている部分が複数あるので、そちらの置き換えを優先して作業します。七久保~伊那福岡はとりあえずの完成、線形も線路図の情報を元に書き直しました。2009年10月末現在、伊那福岡~小町屋間を工事中。小町屋のホームと待合室が完成しましたが、駅前の専用オブジェクト数点を作らなくてはならないため、もう少しかかります。

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